世界中には、顧客の金融財産の情報の秘密を守ってくれる
国や金融機関がある。。。
そんな時代はもう終わります
CRSという制度が始まるのをご存知でしょうか?
簡単に申し上げますと
ケイマン諸島もパナマもシンガポールもスイスも
世界100以上の国と地域にある金融機関に預けている
顧客の情報を顧客の居住する国の税務当局に
情報提供する制度です
たとえば、日本人の資産家あるいは日本の法人が
パナマやケイマン諸島にこっそりと金融資産を
隠したつもりになっていたとしても
2018年9月以降は、各国の外国税務当局が
自国の金融機関に保管されている日本人及び
日本法人の金融資産情報を、日本の国税庁に
情報提供する制度です
各国の税務当局が相互に交換する情報としては
主として預金・有価証券・資産性のある保険・
組合の出資持分等に係る収入と毎年12月31日の残高
のようです
これらの情報収集は各国の金融機関が行います
その際の情報収集の手続き及び内容は世界で統一
された共通報告基準(CRS)に基づいて行われます
この制度は2010年にアメリカが海外の金融機関に
預けているアメリカ人の金融資産残高の情報を
収集するFATCA法が成立したのを契機に
OECDにおいて世界的に各国の金融機関の残高情報を
自動的に交換する機運が高まりCRSの策定作業が
すすめられました
日本がCRS制度で情報交換する予定の国と地域の一覧
は、国税庁が下記URLで公表していますので
ご覧ください
https://www.nta.go.jp/sonota/kokusai/crs/pdf/information_exchange.pdf
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