2021.10.15

従業員へのテレワーク費用支給と現物給与の関係

[相談]

当社では、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策としてテレワークを推進しています。

このテレワークに関する諸費用の負担について

当社のテレワーク勤務規程では次のとおり定められています。

  1.  1.テレワークに必要なパソコン等の情報通信機器は、会社が従業員に貸与する
  2.  2.上記の情報通信機器の使用に伴って生じるインターネット回線接続費用等(通信費)は
  3.    会社が負担する
  4.  3.通信費以外の費用については、従業員負担とする
  5. 上記のうち、会社が負担することとなっている通信費について
  6. 所得税法上の現物給与として取り扱われる場合があると聞きましたが
  7. それはどのような場合でしょうか。教えてください。

[回答]

従業員に支給する通信費が、テレワークの有無にかかわらず一律で支給されるものであったり

テレワークに通常必要な費用を超える金額であったりする場合には

現物給与として所得税の課税対象となります

[解説]

1.現物給与とは

所得税法上、給与収入には金銭収入だけでなく、金銭以外の物・権利

その他経済的な利益も含めることと定められています。

この金銭収入以外で給与収入に含まれるもの(経済的利益)のことを

一般に「現物給与」といいます。

この現物給与については、原則として所得税が課税されますが

交通機関を利用している人に支給する通勤用定期乗車券など

一定のものについては非課税とされています。

2.テレワークに伴って会社が負担する通信費の取扱い

新型コロナウイルス感染症拡大防止のためテレワークを導入する企業が増えたことに伴い

国税庁は令和3年1月に「在宅勤務に係る費用負担等に関するFAQ」を公表しました。

その中で、在宅勤務費用を企業が負担した場合の取扱いについては

次のとおりとされています。

  1. 1.在宅勤務に通常必要な費用について、その費用の実費相当額を精算する方法により
  2.   企業が従業員に対して支給する一定の金銭については
  3.   従業員に対する給与として課税する必要がないこと
  4. 2.一方で、例えば企業が従業員に対して毎月5,000円を渡切りで支給するものなど
  5.   従業員が在宅勤務費用として使用しなかった場合でもその金銭を企業に返還する必要がないものを
  6.   支給した場合には、従業員に対する給与として課税する必要があること
  7. 3.インターネット接続に係る通信料について、基本使用料やデータ通信料などについては
  8.   業務のために使用した部分を合理的に計算する必要があること

 

このため、今回のご相談の場合、御社が負担することとなっている通信費が

テレワークの有無にかかわらず一律で支給されるものであったり

テレワークに通常必要な費用を超える金額であったりする場合には

現物給与として所得税の課税対象となる可能性があります。

2021.09.25

令和3年分源泉徴収票からスマホ撮影で自動転記が可能となります

納税者の利便性向上や転記ミスの軽減効果

国税庁は、スマートフォンのカメラ機能により紙の源泉徴収票を読み取ることで

必要項目がデータ上に自動転記できるシステムを導入するようです。

令和3年分の所得税の確定申告から対応できるようにする見込みです。

同システムを利用することで

納税者は紙の源泉徴収票に記載された金額等を転記する手間が省略化され

転記ミスの防止にもつながるようです。

2022年1月上旬からシステム始動

デジタルを活用した国税に関する手続や業務の見直しとして

国税庁は「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-」

の中で税務手続等のデジタル化を掲げていました。

令和2年度・3年度予算において同システムの構想を進めており

2022年1月上旬から本格的に活用を始める見込みです。

同システムは,スマートフォンのカメラ機能を利用するようです

①納税者は、まずスマホ端末から申告データが作成できる国税庁HPの

 “確定申告書等作成コーナー”にアクセスします。

②次に、紙の源泉徴収票をカメラで撮影することによって

 記載されている支払金額や各種控除額等の文字認識が行われ

 必要事項が自動的に転記されます。

これまでは申告書類に紙の源泉徴収票の記載内容を一つひとつ転記する必要がありました。

今後はこうした入力の手間を省略することができ、記載漏れや転記ミスが防止できます

ただし、同システムの利用は源泉徴収票に記載された部分の申告データの作成に限られます

他の所得や医療費控除等の各種控除手続については別途入力する必要があるようです。

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